失敗しないトイプードル選び

★子犬の健康診断書を提示してもらいましょう

見た目元気なトイプードルでも、健康診断を受けていないと健康状態がわかりません。

販売元のペットショップ、ブリーダーに獣医が発行した健康診断書を提示してもらいましょう。

診断書がないと子犬の健康状態がグレーな感じで迎えてしまうことになりますので、診断書がない場合はペットショップ、ブリーダーにお願いして、発行してもらってください。

トイプードルは膝蓋骨脱臼(パテラ)の多い犬種です。

一般的な健康診断書には膝蓋骨の項目があり、現時点の膝の状態が記載されております。

膝のグレードが「Ⅰ」の場合、まだ病気扱いにならないのでペット保険が適用されますが、

グレード「Ⅱ」以上の場合、病気扱いとなりペット保険が適応されません。

健康診断書がないと膝の状態が分からないので、グレード「Ⅱ」以上の子を迎えてしまうリスクがあります。

グレード「Ⅱ」と記載されている子は、今後の様子を見ることになりますが、膝蓋骨脱臼がさらに悪化すると手術が必要になります。

膝蓋骨脱臼の手術費は免責となり、ペット保険が適応されず、保険に加入していても全額自己負担となります。

飼い主様には精神的、経済的にも大きな負担がかかってしまいます。

ティーカップ-ドルは体が小さく華奢ですので、トイサイズの子以上に飼育に関して注意を払わないと膝蓋骨脱臼の発症率が高くなります。

全てのティーカップ-ドルが膝が弱いと言うわけではありませんが、体が小さいことのリスクをご理解頂いた上で、迎え入れてください。